横浜市西区「猫カフェ ねこっ茶」

横浜にある「猫カフェ　ねこっ茶」に行ってきました。およそ1年ぶりに寄らせて頂いたのですが、雰囲気が楽しげで充実したひとときを過ごすことができました。

【店舗情報】

「猫カフェ　ねこっ茶」
横浜市西区岡野1-6-29　高橋ビル3階
045-326-4122
火-金曜　14-21時　月・土・日曜　11-21時半　不定休
（営業時間が9/1より変更になっている。要注意）

最寄りは相鉄線･平沼橋駅。出入口1より約520m、歩いて5分くらいのところにある。ＪＲ私鉄各線が集結している横浜駅を利用するのも便利だが、構内はいつも混雑しているので店まで少々遠く感じる。比較的近いのは市営地下鉄ブルーラインのJR私鉄連絡口から向かうルート。約540m。

平沼橋から向かう場合は、平沼高校の角の信号を右折しよう。横浜駅からの場合は東急ハンズ方面に進み、岡野交差点を越えてちょっと進んだ左手にある。お店の看板は写真のとおり少々小さいので気をつけよう。同ビル2階にあるメイドカフェの看板を目印に進むと良い。

【入店の流れ】
階段を3階まで上がると右手に扉が見えてくる。開けて中に入ると玄関。靴を脱いで棚に置き脱走防止柵を開けて中に入ろう。すぐ左手に受付がある。
店内規則について説明を受ける。かなり懇切丁寧。説明が終わったらもう1枚の脱走防止柵を開けて中に入ろう。右手の洗面所で手洗い・消毒を済ませる。席はスタッフが案内してくれる。

【店内の様子・設備】

店内は洋室と和室の2つに分かれている。元々は住居だったのだろう、その痕跡があちこちに見られる。
洋室はまずまずの広さ。5-6名が余裕を持って遊べるくらい。和室はちょっと狭め。3-4名程度が限界だろう。

和室は夜間はちょっと暗め。写真撮影にはちょっと厳しい環境だろう。ただ、猫たちには割と人気があるようなので、じっと待っていると遊びに来てくれるかもしれない。夕暮れ時は西陽が差し込んで、ちょっと風情がある感じになる。

猫じゃらしは自由に使ってよい。新品であれば持ち込み可。

【スタッフ】

16匹の猫たちが暮らしている。シフト制を取っているので全ての猫たちが「出勤」している訳ではない。スタッフブログに「出勤簿」が掲載されるので参考にしよう。
めかぶ、うに、いくら、などユニークな名前の子たちが在籍している。黒猫3人衆、もずく・めかぶ・ヤマトの見分け方は尻尾の形、だそうだ。

寝床を作成中なのは1歳3ヶ月のとめちゃん。気分次第で膝の上に乗ってくれることもあるようだ。

おっとりとした子もいれば遊び好きな子もいる。猫じゃらしへの反応はまずまず。

【カフェ】
ワンドリンク制。受付でオーダーしよう。蓋付きのコップに入れてくれる。
ソフトドリンクやアルコールなどが用意されている。13時までであれば軽食もあり。

【その他】
小学生未満は入店できない。

【寸評】
2009年7月にオープンしたのが「猫カフェ　ねこっ茶」だ。めでたく開店1周年を迎えたばかり。
ほぼ1年ぶりに寄らせてもらったのだが、とても良い感じのお店に成長されていて嬉しく思いました。その一番の理由は、人スタッフのホスピタリティの高さによるものだと思う。特に子供のあやし方・接し方がとても上手で、他のお客さんや猫たちのストレスにならないように接客している姿には非常に感心させられた。幼稚園や保育園などでの勤務経験があるのかと尋ねたところ「いえ、子供が好きなんです」とサラリとお答えになった。再び深く感心する次第。児童入店可の猫カフェもいろいろあるが、同店はその中でも良い成功例なのではないだろうか。

さらに、帰る際には猫たちのお見送りサービスがある。お気に入りの子の名前を人スタッフに告げると、抱っこして受付付近でお見送りしてくれるのだ。数多くの猫カフェを訪れたが、このサービスは全国でも同店だけではないだろうか。名残惜しい気持ちを見事に満たしてくれる、面白いサービスだと思う。足跡ノートも一見の価値アリ。コミカルなイラストに思わず笑ってしまうこと間違いなしだ。

前回のレビューでは同店を高く評価することはなかったが、1年が経過した今、大幅に評価を見直さなければいけなくなったようだ。ざっくばらんに言えば「ねこっ茶、なんかいいぞ」といったところだ。猫カフェ初心者も常連客も楽しめるお店だと思う。


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