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「Cat Photo Groover」主催、鹿月(かげつ)うさこさんとの対談企画第2回目は 「いい写真を撮る極意」をちょっとだけ教えていただきました。 いいカメラじゃないといい写真は撮れないんでしょ?と思っている方、必見です。 対談企画第2弾はこれで終了となります。第3弾をお楽しみに。 K「上を向いたときって猫の目がキラキラするじゃないですか。けど、猫じゃらしを使って視線固定して撮ると全部同じ顔になってしまう」 I「そうなんですよね!僕も、こういう感じ(じゃらしを左手で持って右手にカメラ)で撮ると、だいたい左上向きの写真になっちゃうんですよね。あれがね・・・」 K「で、どうしたらそうじゃない写真が撮れるかというと…」 I「そこが聞きたかった!(笑」 K「猫に合わせるんです。イワゴーさんが写真撮ってる時のような、あんな感じで野良猫を撮るつもりで、撮る」 I「あっ、なるほど…」 K「野良猫撮る人って、みんな猫に合わせて撮ってると思うんですよ。なるべく怯えさせないような距離をとって、猫の好きにさせて。いい顔になったらそこで初めて写真を撮る」 I「ふむふむ」 K「イエネコって遊んでくれたり釣られてくれるから、釣っちゃうんですよね」 I「そうですね」 K「そうやって撮った写真は全部『釣った写真』になっちゃう。撮ってて分かったのはそれですね。極意は『猫待ち』です(笑」 I「猫待ち、なるほど!それが足りないのかな僕は(笑」 K「あと(イワゴーさんの)写真展のトークショーでおっしゃってたのは『みんな(猫の)顔を中心にして撮ってるね』って」 I「うーん…」 K「『でもね、猫は顔だけで生きてません。全身で猫なので、もっと手の仕草とか体つきとか、ひっくるめて見て下さい』って」 I「なるほど、被写体をよく知りなさい、ということですか」 K「まず仲良くなって、その子のいい顔・いい仕草をいっぱい知ること。釣らないことです」 下を向いている子の近くで猫じゃらしを使えば、確かに上を向いてくれて可愛い顔を収めることができる。 ただ、それでは「上を向かせた写真」になってしまい自然な表情ではなくなってしまう。1枚1枚は可愛いんだけど、パソコンに貯まった写真をいざ振り返ってみると…「なんだかつまらない」 猫のありのままの姿をよく観察すること、猫の自由にさせること、これが重要なようだ。 K「よく行くお店に関しては5回に1回くらいしかカメラ持って行かないんです」 I「そうですか。へーいや、それちょっと意外だったなぁ」 K「持ってってもほとんどカメラ持ち歩かない。まずは猫たちがどういう顔をするのか、そのストックを自分の中にいっぱい持つことですね。お店に行ってすぐ良い写真が撮れると思わない方がたぶんいいんだと思うんですよ」 I「僕と真逆ですね(苦笑 K「プロの画家と幼稚園の子が絵を描くとして、『おかあさんの絵』を描かせるとしたら幼稚園の子が描いた方が訴えてくる力は強いと思うんです。技術ではなく想いの強さが訴える力になる。だけど特に男の人って(撮影)技術を磨きたがるんですよね。たぶん(笑」 I「そうなんですよ、だからね、最初に聞くのが「絞りがどんな感じで…」とか「機材が…」とか。そうじゃない!ってことは分かってるんですけど、聞いちゃう(笑」 K「初心者カメラでも設定が全部オートでも全然いいと思うんですよ」 I「正直言うとね、鹿月さんよりも上手に写真撮る人って…」 K「ええ、いっぱいいますね。 『猫カフェ探索ブログ』の方あたりは、ちゃんとした撮影技術をお持ちだと思います」 I「けどね、訴える力とまたちょっと違うんですよね。思わず口元が緩んじゃう写真は、やっぱり鹿月さんの写真なんです。僕にとって」 K「猫カフェ写真と言えば有名どころはあかねこさんですが、基本的に全部の写真が上手だけど、「ねこのみせ」と「299」の子たちの写真は別格。愛情のかけ方が違う気がします」 I「僕ね、恥ずかしながら一番よくお邪魔してる「ねこ会議」さんと「みぬーす」さんの子たちの写真がイマイチ下手なんですよ(苦笑 なんか納得いくものが撮れないんですよね。たぶんその、なんだろ…」 K「撮ろう、としちゃうからじゃないですか?」 I「そう。撮ろうとしてます」 K「構えちゃダメですよね。あと、追いかけ回すのもダメですね」 I「そうですよね」 K「ほぼ日WEBの写真教室で見かけた言葉ですが、突然大きな黒い箱を持った人が真剣な顔して迫ってきたら、そりゃ誰だって怖いって。なるほどなぁって(笑」 K「どういう子のどういう顔を撮りたいか。段々とそれを考えながら撮るようになりました。私は「年を取った子」や「人気の今ひとつな子」が気になります。可愛い子の写真は何百枚もあると思うんですよ。人間もそうですよね」 I「確かに!(笑」 K「そういう子たちはたくさん写真があるから、私は『逆にいいや』って。自分だけが知っている顔って、やっぱり特別だと思うんです」 I「その写真を見て『あ、この子可愛いじゃん』って人気が出たら嬉しいですよね」 K「そうそう。(猫まるカフェの)しろう店長がワコールの「ルジェっぽい猫」に起用され時は、ずっと可愛い!カッコイイ!と言っていたんで、我が事のように嬉しかったですもん(笑」 I「あはは(笑」 K「年取った子たちは先に逝ってしまう。だからなるべく元気な、表情の良いときを残してあげたいって思います」 I「テーマを持って撮る、というのはいいですね」 K「表情も複雑になってくるんですよね、3歳くらいになってくると」 I「人と同じですね。深みが出てくるのかな」 K「他のお客さんが「大きい子は遊ばないね、寝てばかりでつまんないね」というのを聞いて。「寝ててもキミたちは可愛いのにな」とすごく思ったんです。寝ているだけでも可愛いって人がいっぱい増えるといいなって」 I「そうですね。鹿月さんの楽しみ方は、いいですね。遊ぶだけじゃないっていうところがいい」 K「終日遊ばせられてたら猫たちも疲れちゃいますよね」 I「ついつい遊んじゃうんですよね」 K「警戒心なく、ゴロゴロ寝ててくれるのを眺められるのはすっごく幸せな状況なんですよ。(野良猫では)あり得ないですからね」 I「そうですよね」 K「なんで、そういうのを撮れたらいいなって。私は寝てる子と年取った子を中心で…しろうさん、遊びたい顔だね?(笑」 鹿月さんと1時間ほどお話させていただいて強く感じたのは「ああ、この人は本当に猫が好きなんだな、愛しているんだな」ということだった。 まるであふれ出た愛情を手のひらですくってそっと差し出したような。そんな印象をご本人から、そして写真から受けた。 話ながらも猫たちとのコミュニケーションを欠かさない鹿月さんの表情は、とても印象的でした。 鹿月さんとの対談の後、Blogへの取り組み方もちょっと変わってきた。お店の滞在時間や過ごし方もちょっと変わった。 なるべく猫たちをクローズアップし、愛情を持って接する。時には写真を1枚も撮らないことも、カメラそのものを持っていかないことも増えた。 その分、猫たちと触れ合う時間が増えたように思える。心なしか、彼らも心を開いてくれつつあるように思える。 そんな変化が写真にも現れてくれたら、それを伝えることができたら、と思う。 本日もご覧いただきありがとうございました。下のバナーを押して応援してくださいね。 にほんブログ村
by super-inamix
| 2010-08-05 05:34
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